MRの目的は、自社の医薬品に関する情報を正しく医療関係者に伝え、効果的に使用されて患者の治療に役立てることです。製薬会社は企業ですから利益を求めるのは当然ですが、扱う商品が生命に関わるものだけに、その情報に偏りがあってはいけません。そのため厳しい倫理観が要求されるのです。
かつては、情報よりも売り上げを重視する傾向にあって、医療情報担当者としてよりもセールスマンとしての顔の方が強い時代がありました。このため病院訪問を規制されたり、面接を断られるケースもありました。しかし1992年の流通改革で価格の決定権をおろしに譲ったMRは、以後学術面での活動に専念することになり、本来の医療品情報の提供と収集がその業務となったのです。
医薬品は情報があって始めてその真価を発揮します。どんな医薬品情報がシステム化・データ化されても、細かい情報は人でなければ伝えられないことも多く、ここにMRの存在価値があるといえるのです・
