あなたのスキル・キャリアプランに合ったお仕事探しをサポート

調剤薬局、病院、民間企業をご希望の方へ

  1. 病院勤務経験を活かせる総合病院門前のお仕事を探している
  2. 接客サービスのウエイトが大きいドラッグストアで働きたい
  3. CRAやCRCなどの治験専門職にチャレンジしたい
  4. 出産を機に退職したけど、子育てが落ち着いたので復職したい

…など、薬剤師の皆さんが描いているキャリアプランは様々だと思います。

しかし、いざ活動を始めようとする際、ネックになるのが現在のお仕事との両立です。マーケットはまだまだ売り手市場ですが、ほんの数日で希望の薬局、ドラッグストア等が見つかり、面接にも合格するということは非常に稀ですので、現在のお仕事を続けながら転職活動を行うのが一般的です。そうなると時間的にも体力的にも余裕のある仕事探しができないため、ご自身が希望する勤務先を見つけることは大変です。

一方、職場復帰をご希望の方にとっては、なんといっても数年間のブランクが不安だと思います。離職期間中に進歩・複雑化した医療技術や新薬の知識、患者・顧客へのマナーなどを考えると、二の足を踏んでしまうのも無理はありません。

そんな悩みを抱えてる多くの方に利用されているのが薬剤師に特化した人材紹介サービスです。サービスを利用するメリットの一つは、まずその圧倒的に豊富な情報量が挙げられます。調剤薬局やドラッグストア、病院はもちろん治験(CRA・CRC・QC・DM)、R&D(研究・開発)、薬事申請、管理薬剤師、DI業務、MRなどの求人情報から、あなたのスキル・キャリアプランに合った最適なお仕事を紹介します。

また、「ブランクOK!」「研修制度が整った」「復職支援プログラムがある」など、再就職を応援する求人も多数用意されています。近年は調剤薬局や大学、人材紹介会社が、再就職希望者を対象に「処方箋の見方」、「薬歴記入(SOAP形式)」、「投薬・服薬指導」、「疑義照会」などを指導するセミナーも開催されています。

さらに人材紹介ならではのサービスとして、「日経DI(ドラッグインフォメーション)」などの専門誌や通常のネット求人では掲載されていない非公開求人が多い点も挙げられます。

求人の募集背景や求める人材像、職場環境、残業時間など直接応募ではわからない情報も入手できますので、「働いてみたらイメージと違っていた」という入職後にありがちなミスマッチを最小限に抑えることができます。

もう一つのメリットは、希望の勤務が見つかった場合、業界に精通した専任のコンサルタントが、面接日程の調整をはじめ、給与や勤務日数、勤務形態等の待遇面での交渉をあなたに代わって行ってくれるという点です。あなたは現在のお仕事を続けながら、希望条件にマッチした勤務先を見つけることができます。

人材紹介会社=キャリア10年以上で即戦力が期待できる人だけが登録する、というイメージを持つ方も少なくありませんが、実際はそうではありません。社会人になって2、3年目の人や派遣やパートで働きたいと思っている方も気軽にご利用になることができます。

この道のプロであるコンサルタントのカウンセリングを受けてみると、自分では「大したことない」と思っていたキャリアの中から、強みを引き出してくれるはずです。あなたもご自身に合うコンサルタントに出会って、可能性を広げてみませんか。

広がりをみせる薬剤師の調剤業務の概念と医薬分業

医薬分業には、薬剤師が医師の処方箋を確認することで重複投薬、相互作用を防止したり、薬の専門家による説明と相談ができるため患者の服薬(アドヒアランス)が向上するなどのメリットがある一方で、患者にとっては二度手間・負担増などのデメリットがあります。それでも医薬分業の推進を行うのは、医師と薬剤師の職能分担によって効率的な効果的な薬物療法が実現できると期待されているからです。

分業がスタートした当初、薬剤師はOTC医薬品販売が主体だったために医療用医薬品になれておらず、医師の手書きの処方箋を判読するだけで一苦労という事情もあり、文字通り「処方箋通りの調剤」を行うだけでした。

しかし、今日における薬剤師の調剤業務の概念は「処方箋どおりに調剤を行う」というだけではなく、患者の薬歴、お薬手帳、会話を通じて体質やアレルギーの有無、服薬実態、OTC医薬品や健康補助食品も含めた服用実態を把握し、処方内容に照らし合わせて適切かどうかを判断する、というところまで広がりをみせています。

また、2010年の診療報酬の改定で、薬歴管理料の算定要件が変更されたことを受け、薬剤師にはアレルギー、服薬状況、他の診療科の受診の有無、ジェネリック医薬品の使用に関して「薬を取り揃える前に確認するように努める」ことが求められるようになりました。

従来は、処方箋を受け付けた後、薬剤師は薬歴と照合し、問題がないと判断されれば薬剤の調製を行ってから、服薬指導をして薬剤を渡すことが一般的でしたが、上記の要件変更によって、処方箋の受付時に「事前に確認する」こと、すなわち調剤手順の変更が求められるようになったのです。

この調剤手順の変更は、調剤後に患者に確認して不具合があった場合に変更ができないという問題を未然に防ぐという意味で導入されましたが、現在でもほとんどの薬局では従来どおりの手順で調剤を行っているのが実態です。

調剤薬局を訪れた患者の不満点の上位を占める「長時間待たされた」という背景には、処方箋を受け付けた後、フォローもなく薬ができるまで待たされるという事情があります。

たしかに多くの調剤薬局では薬剤師が不足しており、調剤業務で手一杯で過誤が心配になるなど多忙を極めています。さらに待合室では患者がイライラしながら薬を待っている状況が視線に入り、コミュニケーションをとる余裕がないという声もよくきかれます。

だからこそ処方箋を受け付けて、その内容を吟味し患者から話を聞いてから調剤行為に入ることで、患者は自分の話を聞いてくれ、要望すれば飲みやすいように工夫してくれるなど、医薬分業の利点を実感することができるはずです。調剤手順の変更は医療安全、効率性高めるだけでなく、患者の満足度の向上にもつながる措置なのです。

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