女性に優しい職場環境が高い評価を受けているたんぽぽ薬局

子育て支援も充実

保険調剤薬局の業態に特化したたんぽぽ薬局は、本社(岐阜市)がある東海エリアを中心に、関西、北陸、四国の各エリアで展開しており、目標である150店舗の達成に向けてに積極的な出店を進めています。

深刻な慢性疾患に悩まされる患者さんに近い場所で処方箋を応需したいという同社の方針により、店舗の8割以上が大規模総合病院前に位置しており、処方薬の監査機能の強化や調剤機器の導入によるシステム化を推進しています。

たんぽぽ薬局では、薬剤師が本来の業務に集中でるように、業務効率化を目的としたIT投資も積極的に行っており、社内LANを使って医薬品情報室から定期的に最新の「医薬品安全対策情報」を配信したり、DI(医薬品に関する情報を厚生労働省、製薬企業、海外文献などから収集・整理する業務)マガジンを発行し、医薬品の情報だけでなく患者さんとのコミュニケーションスキル向上のための情報等も提供しています。

また、これからは臨床の場で活躍できる薬剤師が求められるようになるという考えのもと、薬剤の専門的な知識だけでなく、マナー研修やコミュニケーション研修などを通して医療人としての倫理観や豊かな人間性を備えた人税の育成にも努めています。

具体的には、福祉施設に赴いて高齢者との対面学習を行ったり、テーマに沿った多彩なグループディスカッションなどを実施しています。また、階層別研修にくわえてマネージメント研修や、疾患別服薬指導研修などバラエティに富んだ研修プログラムを用意しています。

そのほか、研修認定薬剤師や実務実習指導薬剤師などの資格取得や学会発表に対しても積極的な支援を行っています。

調剤薬局で働く多くの薬剤師が女性であるため、仕事と家庭の両立が可能な職場環境づくりはどの企業においても大きな課題といえます。たんぽぽ薬局では同業他社に先駆けて出産・育児書制度を拡充してきました。その結果、調剤薬局としては初めて、厚生労働省から「子育てサポート企業」に認定されました。

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